T-ROCによくある不具合とその修理方法・日常点検・メンテナンスのポイント

【車種別】よくある不具合
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今回は、Volkswagen(フォルクスワーゲン)の人気SUVであるT-ROCに焦点をあて、よくある不具合やその修理方法、日頃のメンテナンスのポイントについてご紹介します
T-ROCはスタイリッシュなデザインと走行性能が魅力で、多くのファンに支持されています。

しかしながら、どんなクルマでも経年劣化や使用状況によって不具合が生じる可能性があります。

そこで、この記事ではT-ROCに起こりやすいとされる代表的なトラブルと、それに対処するための方法をまとめました。

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トラブル内容よくある症状主な原因修理・対処法
電子制御系・警告灯・異常表示
・回転数不安定
・アイドリングストップ不良
・クルーズコントロール不作動
センサー故障
配線不良
バッテリー低下
コンピューター診断
ソフト更新
センサー・配線修理
バッテリー交換
DSGの振動・ショック・発進時ギクシャク
・変速遅れ
・変速時異音
クラッチ摩耗
メカトロニクス不良
オイル劣化
オイル交換
メカトロニクス修理・交換
クラッチ交換
早めの点検
エンジンチェックランプ点灯・ランプ点灯・点滅
・吹け上がり不良
・アイドリング不安定
・排気音・走行感覚の異常
センサー故障
インジェクター不良
EGR・ターボ不良
コンピューター診断
センサー交換
燃料系洗浄・修理
EGR・ターボ点検
足回り(サスペンション)・走行時ガタガタ音
・ハンドル操作時異音
・段差越え時の金属音
・コーナーでふらつく
ショック劣化
ジョイント・リンク・ブッシュ摩耗
各部品点検・交換
アライメント調整
タイヤ点検
ドア・パワーウィンドウ・ドアきしみ音
・ウィンドウ動作不良
・風切り音
・水漏れ
ゴムシール劣化
レギュレーター不良
ゴムシール交換・メンテナンス
潤滑剤使用
レギュレーター交換
定期ケア
Contents
  1. 電子制御系のトラブル
  2. 変速機(DSG)の振動やショック
  3. エンジンチェックランプの点灯(排気系統のトラブルなど)
  4. サスペンションや足回りの異音
  5. ドアやパワーウィンドウ周辺のトラブル
  6. 日頃のメンテナンスとトラブル予防のポイント
  7. Volkswagenの修理・メンテナンスを普通の車屋さんが受けてくれない理由は?
  8. VWは専門店が安心
  9. T‑Rocと類似車両の比較
  10. 項目別不具合チェック

電子制御系のトラブル

電子制御システムの特徴

T-ROCを含む近年のフォルクスワーゲン車には、多くの電子制御システムが搭載されています。

エンジンやブレーキ、トランスミッション(変速機)の制御はもちろん、クルーズコントロールや駐車支援など、さまざまな機能がコンピューター制御によって動作しています。

こうした複雑な電子制御のおかげで、快適性や安全性は格段に向上していますが、その分センサー類やコンピューター自体に問題が起こるリスクも高まります。

よくある症状

  • メーターパネルに警告ランプが点灯したり、異常メッセージが表示される
  • エンジンの回転数が安定しない
  • アイドリングストップが正常に作動しない
  • クルーズコントロールが作動しなくなる

こうした電子制御系のトラブルは、センサーの故障や配線の断線、バッテリーの電圧低下など、さまざまな原因で起こる場合があります。

T-ROCに限らず、現代のクルマで多いトラブルの一つです。

修理方法と対策

コンピューター診断

専用の診断機を使ってエラーコードを確認し、不具合の原因を特定します。
自宅で行うのは難しいため、ディーラーや専門の修理工場に依頼するのが安心です。

ソフトウェアアップデート

コンピューター制御のトラブルは、ソフトウェアアップデートで解決する場合があります。
フォルクスワーゲンの正規ディーラーや専門工場でアップデートを実施してもらいます。

センサー交換や配線修理

エラーコードからセンサーや配線に問題があるとわかったら、該当箇所を交換・修理します。
アイドリングストップの作動不良や、クルーズコントロールのトラブルは、センサー交換で改善することが多いです。

バッテリー点検・交換

バッテリーが弱っていると、電子制御システムに十分な電力が供給されず、エラーが発生しやすくなります。
バッテリーの点検は定期的に行い、必要に応じて交換しましょう。

変速機(DSG)の振動やショック

DSG(ダイレクトシフトギアボックス)とは

フォルクスワーゲンのDSGは、通常のオートマチックトランスミッションとは異なる仕組みをもつ変速機です。

ギアを2系統用意して交互に切り替えながら変速するため、変速ショックが少なく、素早い変速が可能というメリットがあります。

しかし、高性能である一方、内部構造が複雑なため、不具合が起こると修理費が高額になる可能性もあります。

よくある症状

  • 加速時や発進時にギクシャクとしたショックや振動を感じる
  • 変速タイミングがずれる、または遅れる
  • 変速時に異音がする

こうした症状は、クラッチやメカトロニクス(油圧や電子制御を担う部品)に不具合が起こった場合に多くみられます。

また、エンジンオイルやトランスミッションオイルの管理が不十分な場合にも発生しやすいです。

修理方法と対策

オイル交換・点検

トランスミッションオイルの劣化が振動やショックの原因になることがあります。
推奨交換時期を過ぎていないかを確認し、必要なら早めに交換しましょう。

メカトロニクスの修理・交換

メカトロニクスはDSGの制御を担う重要な部品です。
異常がある場合は専門の修理工場で点検を受け、修理または交換を行います。

クラッチの交換

DSGはクラッチが2つあり、どちらか片方が摩耗しているとスムーズに変速できない場合があります。
クラッチの摩耗度合いをチェックし、交換が必要な場合は部品代と工賃も含めた費用をしっかり確認しましょう。

早めの専門家への相談

DSGに異変を感じたら、なるべく早めに修理工場やディーラーへ連絡してください。
放置すると症状が悪化し、修理費が高騰する可能性があります。

エンジンチェックランプの点灯(排気系統のトラブルなど)

エンジンチェックランプの意味

メーターパネルにあるエンジン形状の警告ランプが点灯すると、多くの方はドキッとするのではないでしょうか。
エンジンチェックランプは、エンジン周辺や排気系統に何らかの異常が発生していることを示すサインです。

センサー類の不調や排ガス規制装置(触媒、EGRなど)の機能低下などが原因としてよくあげられます。

よくある症状

  • エンジンチェックランプが点灯・点滅する
  • エンジンが吹け上がりにくい、パワーが落ちる
  • アイドリングが安定しない、回転数の変動が大きい
  • 排気音や走行時の感覚がいつもと違う

こういった症状がある場合、ターボ車ならターボチャージャーやインジェクター(燃料噴射装置)の不具合、またはO2センサーや排気系センサー類の故障などが考えられます。

修理方法と対策

コンピューター診断とエラーコード確認

まずは電子制御系のトラブル同様に、専用機器でエラーコードを読み取って原因を特定します。
素人判断で無理に部品を交換すると無駄な出費になるので要注意です。

センサーの交換

酸素センサー(O2センサー)やエキゾーストガス温度センサーなど、排気系統の状態をモニターするセンサーが故障するとエンジンチェックランプが点灯します。

部品自体の値段は比較的安い場合が多いですが、交換作業には専用工具が必要なこともあり、工賃がかかることがあります。

燃料噴射装置の洗浄または修理

インジェクターの汚れやつまりで燃料供給が不安定になると、エンジンがスムーズに動かなくなります。
洗浄剤を使った軽度のメンテナンスで改善する場合もありますが、深刻な故障なら交換が必要になることも。

EGRやターボチャージャーの点検

EGR(排気ガス再循環)バルブの動作不良や、ターボチャージャーの機械的なトラブルもチェックランプの原因になることがあります。

症状によっては高額な修理費が必要になるので、早めに点検を受けて故障箇所を特定することが大切です。

サスペンションや足回りの異音

足回りの負担

SUVは一般的な乗用車に比べて車高が高いため、足回りに負担がかかりやすい傾向があります。

T-ROCも街乗りから高速道路、さらには未舗装路など幅広いシーンで活躍できますが、そのぶんサスペンションやアーム類、ブッシュ、ベアリングなどの部品に大きな荷重や衝撃がかかります。

よくある症状

  • 走行中にガタガタと異音がする
  • ハンドル操作時にキュッという音やゴトゴト音がする
  • 段差を越えるときに金属が擦れるような音がする
  • コーナリング時に車がふらつきやすい

これらの症状は、ショックアブソーバーやボールジョイント、スタビライザーリンクなどの部品の劣化・故障が原因となっている場合があります。

修理方法と対策

各部品の点検・交換

異音の出る箇所を特定し、必要に応じて部品を交換します。
サスペンション系の部品は消耗品として考え、車検や定期点検の際にしっかりと確認してもらうようにしましょう。

アライメント調整

足回りを一度分解・交換した後は、ホイールアライメント(タイヤの角度や位置関係)の調整が必要になることがあります。
調整を行わないと、タイヤの偏摩耗や走行安定性の低下につながるおそれがあります。

タイヤの点検

足回りの異音と思っていたら、実はタイヤの偏摩耗や空気圧が原因だったというケースもあります。
日頃からタイヤの空気圧や溝の減り具合をチェックする習慣をつけましょう。

早めの対処

足回りの不具合は放置すると、走行中の安全性を著しく損なうおそれがあります。
小さな異音でも異変を感じたら早急に専門家に相談しましょう。

ドアやパワーウィンドウ周辺のトラブル

ゴム部品の劣化

ドアやパワーウィンドウまわりには、雨風を防ぐためのゴムシールが使われています。

夏の強い日差しや冬の冷たい気候など、気温変化にさらされる部品はどうしても劣化が早まります。

ゴムが硬化したりひび割れたりすると、雨漏りや走行中の風切り音が大きくなる原因になります。

よくある症状

  • ドアの開閉時にきしむような音がする
  • パワーウィンドウの動きが遅くなる、または引っかかる感じがある
  • 高速走行中に「ヒューヒュー」という風切り音が聞こえる
  • ドア付近から水漏れすることがある

こうした症状はドアシールやウェザーストリップの劣化、パワーウィンドウレギュレーターの不具合などが原因の場合が多いです。

修理方法と対策

ゴムシールの交換・メンテナンス


ドアのゴムシールやウェザーストリップにひび割れや硬化が見られたら、交換が必要です。
部品の価格は比較的安価ですが、ドアの内張りを外す作業が伴うこともあるので、工賃が加算されます。

潤滑剤の使用

パワーウィンドウが引っかかる原因がレール部分の摩擦や汚れである場合は、潤滑剤を使うと症状が軽くなることがあります。
ただし、適切な製品を使わないとゴムやプラスチックを痛める可能性があるので、メーカー推奨のものを使うのが安心です。

パワーウィンドウレギュレーターの交換

レギュレーター自体が故障した場合は交換しかありません。
モーターが原因の場合も同様ですので、専門工場で原因を特定してもらいましょう。

定期的な点検と洗車時のケア

洗車をしたときにドア周りのゴムパッキンを軽く拭き取ってあげたり、ゴム保護剤を塗るなどのケアをするだけでも、寿命を延ばす効果が期待できます。

日頃のメンテナンスとトラブル予防のポイント

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メンテナンス項目内容・ポイント
定期点検の受診メーカー推奨の点検・車検時期に専門工場やディーラーで点検を受ける。
小さな不具合を早期発見し、大トラブルを防ぐ。
オイルや消耗品の交換エンジン・トランスミッションオイル、エアフィルター、プラグなどを定期交換。
交換時期は先延ばしせず早めに対応
警告ランプが点灯したらすぐ対処警告ランプは無視厳禁
さらなる故障や安全リスクを避けるため、すぐディーラーや専門工場に相談
タイヤ・足回りのこまめなチェック空気圧・溝・異音・振動を定期確認。
ハンドル操作の違和感も放置せず点検
足回りは安全性に直結
洗車や車内清掃でのケア汚れ・ブレーキダスト・ゴム部品をこまめにケア。
サビや劣化を防ぎ、車を長持ちさせる。
メーカー・ディーラーからのリコールリコール通知は必ず確認し、速やかに対応。
部品交換やソフト更新で安全性が保たれる。

ここまで、T-ROCでよくみられる不具合をいくつかご紹介してきました。

最後に、これらのトラブルを未然に防ぎ、T-ROCを長く快適に乗るための日頃のメンテナンスポイントをまとめます。

定期点検の受診

メーカー推奨の点検時期や車検時期にあわせて、必ず専門の工場やディーラーで点検を受けましょう。
素人目では気づかない小さな不具合を早期に発見し、大きなトラブルに発展するのを防げます。

オイルや消耗品の交換

エンジンオイルやトランスミッションオイル、エアフィルター、プラグなどは定期的に交換が必要です。
交換時期がきたら先延ばしにせず、早めに手を打ちましょう。

警告ランプが点灯したらすぐに対処

警告ランプは放置していいことはありません。
点灯したまま走り続けると、さらなる故障や安全面でのリスクが高まります。
早めにディーラーや専門工場に相談しましょう。

タイヤ・足回りのこまめなチェック

タイヤの空気圧や溝の状態を定期的に確認し、異音や振動、ハンドル操作の違和感を覚えたら点検を受けましょう。
足回りは車の走行安定性と安全性に直結する重要な部分です。

洗車や車内清掃でのケア

ゴム部品やボディの汚れ、ブレーキダストの蓄積は車にさまざまな悪影響を与えます。
こまめな洗車や清掃をすることで、金属部品のサビやゴム部品の傷みを軽減することができます。

メーカーやディーラーからのリコール情報をチェック

新しい車種では、メーカー側で不具合を把握し、部品交換やソフトウェアのアップデートを案内することがあります。
郵便やメールなどで通知がきた場合は、必ず内容を確認して速やかに対応しましょう。

Volkswagen T-ROCは洗練されたデザインと優れた走行性能をあわせもつSUVですが、やはり機械である以上、どの車にも不具合はつきものです。

とくに電子制御系やDSG(変速機)、エンジン関連などは複雑な機構をもつため、定期的な点検やメンテナンスが欠かせません。

今回ご紹介したような不具合に遭遇した場合、無理に自己流で対処しようとせず、早めに専門のディーラーや修理工場に相談するのが安心です。

日頃のこまめなメンテナンスや点検が、不具合を防ぎ、修理費用を抑えるいちばんの近道といえます。

また、警告ランプの点灯や走行中の異音など、車からの「異常サイン」を見逃さないことも重要です。

少しでもおかしいと思ったら、安全のためにも早急に原因を突き止めましょう。

Volkswagenの修理・メンテナンスを普通の車屋さんが受けてくれない理由は?

専用の診断機が必要だから

Volkswagenなどの輸入車は、OBD(車載診断機)につないでコンピューターの状態をチェックするんですが、これが専用の診断機(VCDSやODISなど)じゃないとしっかり見られないんです。

国産車用の汎用診断機では対応できない項目も多く、「とりあえずチェックランプ消す」くらいはできても、根本的なトラブルの原因追及が難しい…。

➡ 普通の車屋さんでは診断機の導入コストが高い(数十万~百万円超え!)ので、VWを扱っていないお店も多いです。

特殊な整備ノウハウが必要だから

Volkswagenは設計が国産車とちょっと違います。

  • エンジンの配置や補器類の取り回し
  • DSG(デュアルクラッチトランスミッション)
  • 欧州車特有の足回り設計

これらが、国産車の整備感覚と違う部分が多いんですよね。
たとえば、VW特有のDSGミッションのオイル交換とかは、専用の知識と技術がないと逆に壊してしまうリスクも…。

➡ 慣れてない車屋さんだと、手を出すのが怖いというのが正直なところ。

パーツ供給ルートが限られるから

国産車はディーラー系や部品商が豊富にありますが、VWなどの輸入車はパーツ供給ルートが限られることも。

  • 純正部品はディーラー経由じゃないと手に入りにくい
  • 社外部品も、VW専用パーツの取り扱いがある業者でないと難しい

➡ 普通の車屋さんでは部品が取り寄せできない・納期が読めないことが多いんです。

トラブルが起きやすい箇所が独特

VWは例えば…

  • DSGクラッチの摩耗
  • タイミングチェーンの伸び
  • ウォーターポンプやサーモスタットの故障

こういった欧州車特有のウィークポイントがあります。
これは、国産車専門の工場だと「そもそも経験が少なくてわからない」というパターン。

➡ 慣れているVW専門店なら「この型式だとそろそろこの部品が怪しいな」という予測ができるけど、普通の車屋さんだとそこが難しい。

VWは専門店が安心

画像引用元:VW・Audi専門店ナイルプラス

VWオーナーさんはVolkswagen専門店輸入車に強いショップを選ぶのが安心。
整備士さんもVWに慣れているので、トラブルの早期発見や的確な修理が期待できますよ!

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項目別不具合チェック

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不具合項目よくある原因修理・対処方法T-ROCに多いか
エンジンオイル消費量が多いピストンリングやバルブシールの摩耗部品交換 or エンジンオーバーホール多い
ターボチャージャー故障過度な走行・メンテナンス不足ターボチャージャー点検・修理多い
エンジンミスファイア燃料供給不良・点火装置の故障チェックランプ点灯時は専門家に相談多い
トランスミッショントラブル過熱・油漏れ・部品摩耗オーバーホール or 部品交換多い
冷却システム漏れガスケットやホースの劣化部品交換多い
サスペンション異音ブッシュやショックアブソーバーの劣化部品交換・メンテナンス他車種と同程度
ブレーキ異音ブレーキパッドやディスクの摩耗パッドやディスクの交換多い
電気系統トラブルコンピューター故障・配線断線・バッテリー劣化診断・修理多い
バッテリー寿命が短い過充電・過放電・老化バッテリー交換多い
センサー誤作動レーダーセンサー誤検知ソフト更新・センサー調整多い
燃料ポンプ故障燃料ポンプ摩耗・汚れ燃料ポンプ交換・清掃多い
排気システム問題排気漏れ・マフラー劣化部品交換・補修比較的多い
エアコン効きが悪い冷媒漏れ・コンプレッサー故障冷媒補充・コンプレッサー交換多い
クラッチ摩耗過度な運転・不適切な操作クラッチ交換多い
塗装剥がれ塗装の質・厚さ不均一塗装補修多い
ウィンドウレギュレーター故障摩耗・劣化部品交換多い
ドアロック故障使用頻度・外部要因調査・修理多い
エンジン過熱冷却システム不具合冷却液交換・ラジエーター修理多い
ヘッドライト曇り外部要因・経年劣化クリーナー・ポリッシュ特に多くない
ダッシュボード警告灯点灯ECU故障・センサー不具合診断・修理多い
サンルーフ漏水シール劣化・取り付け不良シール交換・調整多い
パワーステアリング問題ECU故障・配線トラブルユニット交換・配線修理比較的多い
エキゾーストマニホールド亀裂熱膨張と冷却サイクル溶接 or 交換多い
インジェクター故障燃料の質・メンテ不足インジェクター交換・クリーニング多い
オルタネーター故障過熱オルタネーター交換多い
エアマスセンサー故障汚れ・破損センサー交換多い
シートヒーター故障電気系統の問題配線交換・ヒーター修理多い
ホイールアライメントの狂い足回りへの負荷アライメント調整比較的多い
アダプティブクルーズコントロール不具合ソフトバグ・センサー故障ソフト更新・センサー交換多い

T-ROCには、いくつかの一般的な不具合があります。

これらの不具合に対処するための修理方法を以下で紹介します。

T-ROCはエンジンオイルの消費量が多い?

「オイルが減るのが早いかも…?」そんな声がT-ROCオーナーさんからも聞こえてきます。
ピストンリングやバルブシールの摩耗が原因で、オイル消費が多くなることがあるんです。
この場合、部品交換やエンジンのオーバーホールが必要になってくるので、ちょっとお財布に厳しめ。
よくある不具合のひとつなので、オイルの減り具合はこまめにチェックしましょう!

T-ROCはターボチャージャーの故障が多い?

T-ROCでもターボチャージャーの故障は比較的多め。
過度な負荷がかかる走りや、メンテ不足が原因になることが多いです。
調子が悪いなと感じたら、専門メカニックに診てもらうのが安心。
こちらもよくあるトラブルなので、覚えておいて損はなし!

T-ROCはエンジンのミスファイアが多い?

エンジンが「ボボッ」と息ついたり、チェックランプが点いたり…T-ROCでもそんなミスファイアが起きることがあります。
燃料供給の不良や点火装置のトラブルが原因で、これは早めにプロに相談したい案件。
こちらもオーナーさんの間ではよくある不具合なので、異変を感じたらすぐチェックを!

T-ROCはトランスミッションのトラブルが多い?

変速ショックやギクシャク感…T-ROCではトランスミッション関連のトラブルも多め。
過熱や油漏れ、部品の摩耗が原因になることが多く、場合によってはオーバーホールが必要になることも。
電子系の不具合や内装の質感などと並んで、この車種の気になるデメリットポイントの一つです。

T-ROCは冷却システムの漏れが多い?

エンジンルームから甘い匂い…それ、冷却水の漏れかもしれません。
T-ROCでは、ガスケットやホースの劣化による漏れがよく見られます。
発見が早ければ部品交換で済みますが、放置するとオーバーヒートの危険も。
これもこの車種でよくある不具合なので、日頃からチェックしておくと安心ですね。

T-ROCはサスペンションの異音が多い?

「コトコト」「ギシギシ」…そんな異音がT-ROCの足回りから聞こえることも。
ブッシュやショックアブソーバーの劣化が原因で、部品交換でスッキリ解決します。
T-ROCだけが特に多いわけではありませんが、走行距離が増えてくると出やすい一般的なトラブルです。

T-ROCはブレーキの異音が多い?

ブレーキを踏むたびに「キーッ」なんて音がしたら、それはT-ROCでもよくある現象。
パッドやディスクの摩耗が原因で、交換すれば解決します。
これもオーナーさんからよく挙がるトラブルの一つなので、異音が気になったら早めの点検がおすすめです。

T-ROCは電気系統のトラブルが多い?

T-ROCの「電子トラブル」、実はけっこう多いんです。
コンピューターの故障や配線の断線、バッテリー劣化なんかが主な原因。
不具合が出たら、専門の診断機でチェックしてもらうのが基本。
ちょっとデリケートなところがある車なので、こうしたトラブルがデメリットとして挙げられることもあります。

T-ROCはバッテリーの寿命が短い?

「え、もうバッテリー上がった?」と驚く声がちらほら。
T-ROCはバッテリー寿命が短めと言われることがあり、過充電や過放電、経年劣化がその原因。
早ければ2〜3年で交換が必要になることも。
短距離移動が多いと充電不足になりがちなので、たまにはしっかり長距離ドライブしてあげるといいですよ。

T-ROCはセンサーの誤作動が多い?

「ブレーキアシストが急に反応した!」そんな声がT-ROCオーナーさんからも。
これはレーダーセンサーが誤検知することが原因で、ソフトウェアのバグやセンサーのズレで起こることが多いです。
アップデートや調整で改善することがほとんどですが、頻繁に起きるようならディーラーに相談を。
このセンサー系の誤作動も、T-ROCではよく挙げられるトラブルの一つです。

T-ROCは燃料ポンプの故障が多い?

T-ROCでは燃料ポンプの故障もそこそこ報告されています。
原因はポンプ自体の摩耗や汚れ、燃料の質などが影響することが多いですね。
症状が出たらポンプの交換や清掃が必要ですが、意外と燃費の悪さや乗り心地の硬さとセットで語られることが多いです。
ちょっと気にかけておきたいポイント。

T-ROCは排気システムの問題が多い?

マフラーの劣化や排気漏れ…これもT-ROCでよく聞く話。
走行距離が伸びたり、寒暖差が激しい環境だと起こりやすいです。
定期的に点検しておけば予防できますが、トラブルが出たらパーツ交換や補修が必要。
こちらも比較的多い不具合のひとつなので、チェックはお忘れなく!

T-ROCはエアコンの効きが悪い?

「夏なのに冷えがイマイチ…」そんなお悩み、T-ROCでも聞かれます。
冷媒漏れやコンプレッサーの不調が原因で、特に真夏にはしんどい問題ですね。
修理は冷媒の補充か、場合によってはコンプレッサー交換。
エアコンの効きにムラがあると感じたら、早めに点検してもらいましょう!

T-ROCはクラッチの摩耗が多い?

T-ROCではクラッチの摩耗が気になる声がちらほら。
主な原因は、頻繁な渋滞や坂道走行といった運転環境、もしくは運転の仕方が影響していることが多いです。

【修理方法】
クラッチがすり減っている場合は、基本的にクラッチ一式を交換します。
状況によっては、ディスクだけでなくレリーズベアリングなど周辺部品も交換することになります。

このクラッチ摩耗は、T-ROCでよく見かけるトラブルの一つ。とくに都市部で走ることが多い方は注意が必要です。

T-ROCは塗装の剥がれが多い?

T-ROCの塗装剥がれ問題、気にしている方も多いのでは?
特にボンネットやバンパー周辺で、塗装が薄くなったり剥がれたりするケースが見られます。

【原因】
塗装の厚みや品質にムラがあることが一因とされています。飛び石や紫外線の影響を受けやすい部分は特に剥がれやすい傾向です。

【修理方法】
剥がれた部分は再塗装で補修するのが一般的。部分塗装なら数万円で済むこともありますが、広範囲だと費用がかさむことも。

この塗装剥がれ、T-ROCに限らず輸入車では比較的よくある話ですが、T-ROCは特に気をつけたほうがいいポイントの一つです。

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