Volkswagen Tiguanを中古で買うときのチェックポイントや注意点

Tiguan
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「大きすぎず、でも荷物も家族も余裕で積めるSUVがほしい」――そんな声にピタリとはまるのがフォルクスワーゲン Tiguan。

とはいえ中古で選ぶとなると、年式ごとのクセや前オーナーの扱い方が結果に直結します。

後悔しない一台を手に入れるための“実戦的チェックリスト”をお届けします。

Tiguan 中古車チェックリスト(27項目)

  • 世代と装備―初代5Nか2代目AD/AWか、欲しい安全&快適装備が付いているか
  • リコール/サービスキャンペーン―車台番号で未実施がないか確認
  • タイミングチェーン周辺のオイル漏れ(TSI)
  • DSGオイル交換履歴―3〜4万kmごとが目安
  • DSGクラッチ/メカトロ交換歴
  • 4MOTIONハルデックス作動―坂道で後輪が駆動するか
  • エンジン始動直後のカラカラ音―チェーン伸びのサイン
  • シフトショックの有無(温間・冷間両方で試す)
  • AdBlue残量と補充履歴(TDI)
  • DPF強制再生回数(TDI)
  • 高圧ポンプ異音・燃料漏れ(TDI)
  • ACC/フロントアシスト警告灯
  • バッテリー電圧・バックアップ電源状態
  • パワーウィンドウ途中停止/異音―レギュレータ割れ
  • フロントアッパーマウントのヒビ
  • スタビリンクブーツ破れ/ゴトゴト音
  • ブレーキパッド残厚&ローター摩耗
  • タイヤ残溝・製造年週(19–20インチは特に高価)
  • 樹脂フェンダーの白ボケ―紫外線劣化チェック
  • テールゲートダンパー保持力
  • ルーフレールのキズ・サビ―オフロード歴の手がかり
  • 走行距離と実勢価格―同条件の相場を把握
  • Das WeltAutoまたは延長保証の内容と上限額
  • 整備記録簿の有無・内容―定期点検が行われているか
  • 小一時間の同乗試乗―街中・高速・荒路面をセットで
  • 専門工場の事前診断(OBD+下回り点検)
  • 年間維持費試算―税金・燃費・タイヤ・保険を紙に書き出し

このリストを片手に現車と書類をチェックすれば、後悔しないTiguan選びができます。

どうぞじっくり吟味して、最高の相棒を見つけてください!

Tiguanの世代と狙い目をざっくり整理

初代(5N型/2007–2016)

  • ガソリン1.4/2.0 TSIはパワフルだけどタイミングチェーン周辺からのオイル漏れが定番トラブル。
    交換歴があるか要確認。
  • DSG(6速湿式)は耐久性◯だが、クラッチ&メカトロ換装歴の有無を把握しておくと安心。

2代目(AD/AW型/2016–現行)

  • ガソリン2.0 TSIディーゼル2.0 TDIが主力。

    後者はAdBlue残量と高圧ポンプの作動音をチェック。

  • 2024年11月にエアバッグインフレータのリコールあり。

    作業済ステッカーや記録簿を確認しよう。

ワンポイント:現行型でもマイナーチェンジ前後でACC設定速度やLEDライトの仕様が異なるので、欲しい装備を先にリストアップしておくと失敗を防げます。

心臓部と動力伝達系のチェック

  • エンジン始動直後にカラカラ音が出るならチェーン伸びのサイン。
    放置すると高額修理。

  • DSG車は3万〜4万kmごとのオイル交換が基本。
    未交換だとシフトショックが出やすい。

  • 4MOTION(4WD)装備車はハルデックスカップリングのフィルター詰まりを見逃しがち。
    滑りやすい坂で前輪だけ空転しないか試乗で確認。

電装・安全装備の要チェックリスト

  • ACC/フロントアシスト:メーターパネルに“システム制限中”の警告が出ていないか。
    雨水侵入でレーダーが誤作動する車両も報告あり。

  • エアコンパネル&インフォテインメント:タッチセンサーが反応しにくい個体はバックアップ電源低下が原因のことも。
    バッテリー電圧を測定。

  • パワーウィンドウが途中で止まるのはレギュレーターホルダーの割れが多数例あり。

足回り・ブレーキ・タイヤ

  • 走行5万km超でアッパーマウントにヒビ、スタビリンクのブーツ破れが目立つ。
    ゴトゴト音は要警戒。

  • ブレーキはディスク一体型ハブ採用でパッド+ローター交換費が国産SUVより高め。
    残厚とローター摩耗を必ず視認。

  • 純正19〜20インチ装着車はタイヤ代が意外と財布を攻めてくる。
    購入後すぐ交換にならないか残溝&製造年週を要チェック。

外装・内装の見落としがちなポイント

  • 樹脂フェンダーは紫外線で白ボケしやすい。
    艶出し剤でごまかしていないか指でこすって色落ちを確認。

  • テールゲートダンパーは2代目で改良されたが、初代は弱っていると途中で止まる。
    交換は両側セットで約2万円。

  • ルーフレールのキズはキャリア装着歴の証拠。
    オフロード使用の有無を推測できるので要観察。

ディーゼル(TDI)モデルならではの注意

  • AdBlue補充歴が不明なら、残量警告→始動拒否までの距離を確認。
    遠出前に慌てないための必須チェック。

  • DPF(すすフィルター)の強制再生回数が多い車両は短距離メインで使われていた可能性大。

  • 軽油にバイオ成分が多い地域だと水分でインジェクターが固着しやすい。
    アイドリングの微振動に敏感になろう。

価格相場と保証プラン

  • 走行3万km前後の2代目Tiguan TDI Highlineで280万〜330万円が現在の店頭ボリュームゾーン(2025年4月時点、関東圏実勢)。

  • 認定中古車のDas WeltAuto保証は「プレミアム」なら最長5年、消耗品以外ほぼ網羅。
    差額が20万円以内なら積極的に狙う価値アリ。

  • 一般販売店で買う場合は延長保証の内容を要確認。
    エアサス非採用でも電子パーツが多いため、保証の上限金額が低いと実質役に立たないケースも。

買う前にやるべき“最後のひと押し”

小一時間の同乗試乗

街乗り・高速・荒れた路面をワンセットで。

冷間/温間での変速フィーリングの差がわかる。

専門工場の事前点検

診断機OBDスキャン+下回り目視で1.5万円前後。

購入金額の交渉材料にもなるのでケチらない。

リコール&サービスキャンペーン

国交省サイトかVW公式で車台番号を入力し、未実施項目がないかチェック。

保険と維持費試算

2リッターターボは自動車税・燃費・タイヤ代が同クラス国産SUV比でやや高め。

年間コストをざっくり紙に書き出し、自分の生活にフィットするか冷静に判断。

まとめ──“足と頭”を動かした人だけが掘り出し物をつかめる

Tiguanは質感と走りのバランスが光るドイツ流コンパクトSUVですが、中古でベストな一台に出会うには情報収集→現車確認→専門点検の三段ロケットが不可欠。

  • エンジン&DSGの健康状態
  • リコール・整備履歴の把握
  • 足回りや電装の細かな点検

この三つを押さえれば、週末のワインディングもファミリーキャンプも余裕でこなす頼もしい相棒が手に入ります。

じっくり選んで、思う存分ドライブを楽しんでください。

新車のTiguanに乗るならカーリースという選択肢も

「中古車もいいけど、やっぱり新車に乗ってみたい」
そんな方には、カーリースという新しい乗り方もおすすめです。

たとえば車のサブスク【SOMPOで乗ーる(そんぽでのーる)】なら、
頭金0円・毎月定額で新車のVolkswagenに乗れるプランが用意されています。

税金や車検、メンテナンス代もすべてコミコミだから、予定外の出費への心配も少なくてラク!
特に「毎年の維持費や突然の出費が気になる…」という方にはぴったりのサービスです。

中古と新車、それぞれの良さを比べてみて、自分に合ったカーライフを選んでくださいね。

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