Volkswagen Golf 7 GTIは、その優れたパフォーマンスと洗練されたデザインから、多くの車好きに愛され続けている車種です。
しかし、中古車を購入する場合、しっかりとしたチェックが重要になります。
ここでは、中古のGolf 7 GTIを購入する際のチェックポイントや注意点を、分かりやすく解説します。
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チェックリスト
項目 | チェックポイント |
---|---|
外装 | 傷、凹み、バンパー下部やホイール周りの傷、塗装のムラや色あせ |
内装 | シートやハンドルの摩耗、内装パネルやスイッチ類の動作 |
エンジン・駆動系 | オイル漏れ、水漏れ、エンジンの異音・振動、DSGの動作 |
足回り・ブレーキ | サスペンションの異音、ハンドルの安定性、ブレーキの効き、パッドやディスクの摩耗 |
電装系 | ヘッドライト・ウインカー類の動作、バックカメラやセンサー類の動作 |
整備記録 | オイル交換の頻度、タイミングベルトやDSGオイルの交換歴 |
リコール対応状況 | 車検証の車台番号を基にディーラーで確認 |
試乗 | 高速道路・一般道での安定性・快適性、異音確認 |
外装のチェック
Golf 7 GTIはスポーツカー的要素が強いため、外装に傷や修復跡が多い個体も存在します。
- ボディの状態確認
- 全体をじっくり眺め、傷や凹みをチェックしましょう。
- バンパー下部やホイール周りは特に傷つきやすい場所です。
- 塗装のムラや色あせの確認
- 塗装が不自然に新しい部分は修復歴の可能性があります。
- 色の違いやムラがないかよく観察しましょう。
内装の状態をチェック
Golf 7 GTIの内装は高品質ですが、使用感やダメージが出やすい部分もあります。
- シートやハンドルの摩耗
- 特に運転席のサイドサポートやハンドルは摩耗しやすいのでよくチェック。
- 内装パネルやスイッチ類の動作
- エアコンやオーディオ、ナビゲーションなどのスイッチが問題なく動作するか確認。
エンジンや駆動系のチェック
Golf 7 GTIはパワフルなエンジンが魅力ですが、中古ではメンテナンス状態が気になります。
- エンジンルームの状態
- オイル漏れや水漏れの痕跡がないかチェック。
- 異音や振動がないかエンジンをかけて確かめましょう。
- ミッションの動作
- DSG(デュアルクラッチ式)のシフトチェンジがスムーズか、異音やショックがないか走行テストで確認。
足回りやブレーキのチェック
スポーティな走りを支える足回りは特に念入りなチェックが必要です。
- サスペンションの状態
- 段差を越えた際に異音がないか注意しましょう。
- 試乗時にハンドルがまっすぐで安定しているかも確認。
- ブレーキパッドやディスクの摩耗
- ブレーキの効きがスムーズか、踏んだ時に変な振動や音がないかを確認しましょう。
電装系のチェック
Golf 7 GTIは電子装備が豊富なので、正常動作しているかが重要です。
- ヘッドライトやウインカー類の動作
- LEDライトがきちんと点灯し、曇りや結露がないか確認。
- バックカメラやセンサー類の動作確認
- センサーやカメラが正常に作動しているかも重要です。
整備記録簿の確認
Golf 7 GTIは定期的な整備が欠かせない車種なので、整備記録簿の確認は必須です。
- オイル交換の頻度
- 推奨される1年または1万キロごとのオイル交換がされているか確認。
- タイミングベルトやDSGオイルの交換歴
- 走行距離が伸びている場合、これらのメンテナンス記録は重要です。
リコール対応状況の確認
Golf 7 GTIには過去にリコールがいくつか出ています。ディーラーでしっかりと対応済みかどうかを必ず確認しましょう。
- 該当車両の確認方法
- 車検証の車台番号を基にフォルクスワーゲンディーラーで確認できます。
試乗時の注意点
試乗は中古車を購入する上で最も重要なプロセスの一つです。
- 高速道路や一般道を試乗
- 高速での安定性や加速性能、一般道での取り回しや快適性を幅広く確認しましょう。
- 静かな場所で異音をチェック
- ラジオや音楽は消して、エンジンや足回りの異音をしっかりと確認しましょう。
まとめ
Volkswagen Golf 7 GTIを中古で購入する際は、外装や内装の状態はもちろん、エンジンや足回り、電装系の細かな部分までしっかりチェックしましょう。
また、整備記録簿やリコール対応の確認も忘れずに行うことで、より安心して快適なカーライフを楽しむことができます。
しっかりとした下調べと確認で、満足のいくGolf 7 GTIを手に入れましょう。
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